ギョウジャニンニク
【年　生】　多年草(宿根草)
【花　色】　白
【花　期】　初夏
【草　丈】　20cm
【日　照】　半日陰
【耐寒性】　寒さに強い（耐寒性あり）

ギョウジャニンニク（Allium victorialis）は、日本や中国、シベリアに広く分布する多年生の野菜で、特にその独特の香りと風味から、古くから食用として親しまれてきました。
「ギョウジャニンニク」という名前は、山岳修行を行う「行者」が好んで食べたことに由来しています。修行中に山中で栄養を補うためにこの植物を食べ、その強壮効果から「行者ニンニク」と呼ばれるようになりました。この名前には、野生の厳しい環境でも力強く育つギョウジャニンニクの生命力と、食べた人に力を与えるという信仰が込められています。
ギョウジャニンニクは春先に芽吹き、4月から5月にかけて小さな白い花を咲かせます。その葉や球根は、独特のにおいとともにニンニクに似た風味を持ち、さまざまな料理に利用されています。また、栄養価が高く、ビタミンやミネラルが豊富に含まれているため、健康食品としても人気があります。

■ 科名 : ユリ科
■ 学名 : Allium victorialis
■ 起源 : 日本、中国、シベリア
■ 花期 : 4月?5月
■ 花色 : 白

■ 育て方 :
ギョウジャニンニクは、湿り気のある肥沃な土壌を好みます。半日陰から日陰の場所が最適で、特に夏の直射日光を避けることが重要です。
水やりは定期的に行い、特に成長期にはしっかりと水分を与えることが大切です。
肥料は春と秋に有機肥料を与えると良いでしょう。ギョウジャニンニクは病害虫に比較的強いですが、風通しを良くして病気を予防することが重要です。
収穫は春に新芽が出た頃に行い、葉や球根を料理に使用します。長く育てることで、より多くの収穫を楽しむことができます。

【苗のポットサイズについて】

商品に「１０．５ｐ」または「3号」などの表記がある場合、使用するポット（鉢）の直径を示します。

（10.5pは10.5センチ、3号は9センチ[1号=1寸約3センチ]の直径の鉢）。

特別表記がない場合は通常9cmポットを主に使用していますが、入荷時の状態などにより変わる場合もあります。



【苗の状態について】

商品画像はイメージです。
販売する苗は休眠期、成長期、開花期、花後、植物のサイクルに伴い状態が違います。具体的には下記の状態でお届けする場合があります。

・休眠期…地上部が無い、または枯れている状態。地下部のみで休眠中。

・生育期の前半…前年の枯れ葉が残っている・花が無い、丈が短い。

・鑑賞適期…花・葉が鑑賞できる。

・生育期後半…姿が乱れ枯れ葉が目立つなど