大文字草「妖精」
【年　生】　多年草(宿根草)
【花　色】　桃
【花　期】　秋
【草　丈】　10cm
【日　照】　半日陰
【耐寒性】　寒さに強い（耐寒性あり）

**可憐な八重咲きが魅力の「大文字草 妖精」。山野草の奥深さと、暮らしに寄り添う美しさを感じてみませんか。**

秋の訪れを告げるように、ひっそりと咲き始める「大文字草 妖精」。
その名の通り、まるで森の奥に住む妖精が舞い降りたような、繊細で華やかな佇まいが印象的です。

大文字草は、山野草の中でも特に人気の高い多年草。
その花姿は、漢字の「大」の字に似ていることから名付けられました。
「妖精」はその中でも八重咲きの品種で、花弁が幾重にも重なり、ひときわ豪華な印象を与えてくれます。

コンパクトな株ながら、密に咲く花は存在感抜群。
鉢植えや寄せ植えはもちろん、苔玉や石づきにしても映えるため、和モダンな空間づくりにもぴったりです。
庭先や玄関先にそっと置くだけで、季節の移ろいを感じる癒しの時間が生まれます。

また、大文字草は山野草の中でも比較的育てやすく、初心者にもおすすめ。
湿った岩場や渓谷などに自生する性質から、日陰や半日陰でも元気に育ちます。
そのため、日当たりの限られたベランダや玄関周りでも楽しめるのが嬉しいポイントです。

「妖精」は特に葉焼けしやすいため、夏場は涼しい場所で管理するのがコツ。
秋になると、ふわりと咲き始める花が、日々の暮らしに彩りを添えてくれます。
花言葉は「自由」「不調和」。
少しアンバランスな花弁が、自然の美しさと個性を感じさせてくれます。

季節の変化を感じながら、静かに育てる時間。
それは、忙しい日々の中でふと立ち止まり、自分自身と向き合うひとときでもあります。
大文字草の魅力は、ただ美しいだけではなく、心にそっと寄り添ってくれるところにあるのかもしれません。

【育て方のポイント】
・風通しの良い明るい日陰?半日陰で育てる
・夏場は葉焼けを防ぐため、涼しい場所に移動する
・水はけの良い山野草用の用土を使用する
・春?秋の生育期は土が乾かないように水やりをする
・冬は休眠期。乾燥気味に管理し、凍結を避ける
・植え替えは春（3?4月）または秋（9?10月）がおすすめ
・株分けで増やす場合は、芽が増えてきたタイミングで
・肥料は控えめに。春?秋に液体肥料を月2回程度施す
・灰色かび病やハダニに注意。風通しを良くして予防する

大文字草「妖精」は、山野草の魅力を存分に味わえる品種です。
自然のリズムに寄り添いながら、ゆっくりと育ててみてはいかがでしょうか。
きっと、日々の暮らしに小さな喜びと発見をもたらしてくれるはずです。



【苗のポットサイズについて】

商品に「１０．５ｐ」または「3号」などの表記がある場合、使用するポット（鉢）の直径を示します。

（10.5pは10.5センチ、3号は9センチ[1号=1寸約3センチ]の直径の鉢）。

特別表記がない場合は通常9cmポットを主に使用していますが、入荷時の状態などにより変わる場合もあります。



【苗の状態について】

商品画像はイメージです。
販売する苗は休眠期、成長期、開花期、花後、植物のサイクルに伴い状態が違います。具体的には下記の状態でお届けする場合があります。

・休眠期…地上部が無い、または枯れている状態。地下部のみで休眠中。

・生育期の前半…前年の枯れ葉が残っている・花が無い、丈が短い。

・鑑賞適期…花・葉が鑑賞できる。

・生育期後半…姿が乱れ枯れ葉が目立つなど